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伊那での「茶の湯」の会 その参「お迎え~寄付き・懐石」

「もっと更新しなさい!」との指摘を受けるまで、ネタに困ってなかなか更新できないでいたのですが、最近は逆にネタが貯まって書く方が間に合わない状態です。
「これはネタになる。」「これもネタになる!」とメモに書き残していくと結構書くことってあるものですね(笑
ましてや、夏期講習会、灰の講習会、茶の湯と大きなイベントが続いている上に、そういう時期は「思うところ」もいつになく出てくる状態で、しばらくは書くことがいっぱいありそうです。

前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

今回のお客様は親先生の茶の湯グループの6名様で、栃木県、埼玉県、東京都、静岡県よりのお越しです。
皆さまスーパーあずさでいらっしゃるのですが、岡谷駅での連絡が非常に悪いため、僕が車で岡谷駅までお迎えに上がりました。
岡谷駅から会場(家)までは約40分ほどですが、皆さま口々に「遠くから本部に熱心に通ってますね~」と感心されているご様子。
いえいえ、今回はたまたま岡谷から距離があるからそう感じるだけで、高速バスだと乗り場は家からすぐなのです。
3時間以上はかかりますが、乗ってしまえば座れるわけで、読書したり眠ったりしているうちに新宿に到着しますので、近県から乗り継いでくるよりも案外楽なのではないでしょうか。

無事に会場に到着しましたが、車でのお迎えという形で皆さまにはお会いしていますので、寄付きに御案内してもこの時点で茶の湯が始まっているということに頭も気持ちも対応できません。
あたふたしながら厨房に入り懐石の手伝いに取りかかります。

向付けは「信州サーモンの刺身」に付け合わせはゴーヤを塩で揉んだものです。
信州サーモンの刺身は初めて作りましたが、骨が変な場所にあるのでイメージしたような形に切れませんでした。
それでも半身自体がとても大きいので問題はなく、バランスよく盛りつけができたと思います。
信州サーモンはとても美味しい魚です。身の味わいが深く舌触りが抜群です。
汁物はごま豆腐と里芋の赤味噌仕立てです。
ごま豆腐上に和辛子をのせるのが意外難しく、亭主からせっつかれました。
こういう細かいことも頭に入れておいた方が良いですね。(汗
ご飯は私の実家で作っている「コシヒカリ」を炊きました。

煮物椀は極小の南瓜のタネをくり抜いた中に、エビを叩いたものにホタテとはんぺんのすり身を合わせて詰めて煮込んだものです。
私担当の焼き物は「鱸の木の芽焼き」です。ちなみに木の芽は自宅の庭にある木から摘んだものです。
できれば地元の魚を使いたいところですが、鮎は身くずれするし、イワナやヤマメは小骨が大変なので、今回は活きの良い鱸を使いました。

強肴は塩イカと茗荷の和え物、エリンギの粕和え、イナゴと蜂の子の佃煮、馬刺しと豆腐の味噌漬けの四鉢をお出ししました。
「塩イカ」はイカを塩で漬け込んだもので、山国でイカを食べるために作り出されたもののようです。海沿いでは見かけない食材です。東京で暮らしている叔父などは伊那に来るとこの塩イカを食べたがります。
「イナゴと蜂の子の佃煮」は、伊那に来た記念に「何が何でも食べていただく!」と選んだ珍味です。ゲテモノとも言います。
嫌がって抵抗される人もいらっしゃるかと思いきや、皆さん喜んで平らげてくださいました。さすがのバイタリティです!と言うかちょっぴり拍子抜けです。
「馬刺し」も伊那谷の名物です。今は日本全国で食べられていますが、元々は長野県と熊本県くらいでしか食べられていなかった食材です。

箸洗いの吸い物は「和布蕪の出汁」に「梅漬けの切り身」を落としたものをお出ししました。

八寸は「ハヤの佃煮」「オクラの胡麻和え」をお出ししました。
「海のもの」を出すこととなっていますが、ここは「山国信州」と言うことで「川の幸」を選びました。

漬物は自家製野菜の特製漬け物をお出ししました。

お酒は地元の自信を持ってお奨めするお酒を使いました。
今回は終わった後皆さんでお泊まりということもあり、お酒も充分に召し上がっていただけました。

誠にざっかけない田舎料理で恐縮ではありましたが、心を込めて作りました。お世辞でも「どれも美味しかった!」と言っていただけてとても嬉しかったです。

次回は「濃茶・薄茶」についてお話しします。


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