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道場制

記録的な猛暑の影響を思い切り受け、先週体調を崩し「本部研修」をお休みしてしまいました。
9月は「茶通箱」だったのですが、充分な準備をしていただけに残念でした。

ところで、大日本茶道学会には「道場制」という13箇条の茶道を学ぶ上での心得があります。
私が初めて本部で入れていただいた「丸盆専科」では13箇条全部を唱えましたし、現在の「温習科」でもその中の3箇条を唱えます。
私はこの「道場制」を唱えるということはとても大切だと思います。普段忘れがちな「あるべき取り組む姿勢」を再認識させてくれるからです。身の引き締まる思いがします。
普段の自分の稽古を付けていただくとき、自分の講座の時、それぞれの時間に道場に入りますので、揃って「道場制」を唱えるということは難しいですが、時にはじっくりと唱えて姿勢を正す必要があると思います。

一、点茶中は挨拶応答の他は絶対無言たるべし
一、たとえ点前に誤りある場合といえども場主のほか指図または助言べからず
特のこの二項目、これは常に気になっているところです。

「絶対に無言」というのはなかなか難しいところもあるかと思いますが、稽古と関係のない話題はやはり控えるべきですよね。
少し前のことですが、支部の研修会で勉強をしているときに、遅れてきた会員に研修と全然関係ない世間話をされて困った経験があります。相手は私よりはるかにキャリアのある方ですが。

「誤りある場合」に先生以外に助言されるのも困りものです。
先生が席を外したときなど、稽古している人に聞かれたのであれば先輩として答えるのはありだと思いますが、「大きなお世話!」な指摘や助言は控えて欲しいですよね。先生に習いに来ているのですから。
これも同じ研修の時の話しですが、私の点前の時に「アッ! 間違えた!!」「アラアラ、あんなに水をこぼして!」という声が聞こえてきました。
自分では「全部含めて勉強」と思っていますので、特に恥ずかしい思いをしたとか腹が立ったとかいうことはないですが、そういった「思慮の浅い一言」は研修を受けている人の姿勢としてはとても問題があると思います。

他の人の点前の間違いをやたら指摘したがる人をたまに見かけます。どんなにその人自身の点前が完璧(あくまで順序や形として)でも、「一服のお茶に真心を込めて」ではないわけで、本来の目的を踏み外していると言って良いと思います。とても残念なことですね。

「道」(武道なども含めて)の経験をしたことのない人からは、「きまりごとが多くて窮屈そう」と思われてしまうかもしれませんが、自分を律するのが「道」の中ではとても大切なことで、それこそが人としての成長に繋がるのだと近頃強く感じています。
初心を忘れずに、常に「道場制」に法った修行をしていきたいです。

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